メガネ夫婦
「サクちゃん」
彼女が複雑な顔をして彼を覗いた
「あ やっべ。職場の人に"オフ"なサクちゃん、で対応しちゃった」
ペロッとおどけた顔をする
「あはっメガネしてないと、ダメだね」
彼女は彼に抱きつく
「ま、あの人にはいっか…」
すごく小さな声で言った
「え?」
「なんでもないよ」
彼に抱きついたまま見上げた彼女に
触れるだけのキスをした
「さっきの続き、しよ。ルカちゃん♪」
2人は再び寝室へと向かった

