ただ君だけを想う。
『あぁ、そうだったな。悪い、悪い!』


「い、いえ…。助けてくれてありがとうございました!」


『いや、俺の方こそ驚かしちゃってごめんね!』


「い、いえ…!本当に大丈夫です!」


『そっか。なら良かった。』


少し沈黙が続く。


うーん、どうしてこの人はまだここにいるんだろうか。


私が何処かへ行った方がいいのかな…?


と思っていたら、彼の方が沈黙を破った。


『ほんと桜綺麗だよな。』


「あ、そうですね…」


『俺、桜が一番花の中で好きなんだ。』


さっきのはやっぱり私に言ってたんだ…。



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