シニユカバ・スーパーソニック
ワクワクする気持ちと、ヤバい事に首を突っ込んでいるというゾクゾクした快感を沸き上がらせながら、それぞれが言った。
「これってよ、トレインスポッテイングな感じじゃねぇ?」
「いや、むしろ平成のボビー&クライドだよ、これって!」
「どこにクライドいんだよ? 女いねーじゃんか!」
「バーカ、これから作るんだよ!」
「マッハは一応、彼女いるもんなぁ」
「今、修羅場ってる時にそれ言うなよ。でも、たまにはイイ思いやりてぇしなぁ。最近カオルの奴、不機嫌でさぁ。今度の試合に負けたら逆援助に手ぇ出すとか言い出すし」
「『俺たちに明日はない』ってかっ?」
「一緒にすんなよ! 俺、お前とだけは死にたくね~~!」
皆、ダーティーな雰囲気にすっかり飲まれてしまっていた。
「これってよ、トレインスポッテイングな感じじゃねぇ?」
「いや、むしろ平成のボビー&クライドだよ、これって!」
「どこにクライドいんだよ? 女いねーじゃんか!」
「バーカ、これから作るんだよ!」
「マッハは一応、彼女いるもんなぁ」
「今、修羅場ってる時にそれ言うなよ。でも、たまにはイイ思いやりてぇしなぁ。最近カオルの奴、不機嫌でさぁ。今度の試合に負けたら逆援助に手ぇ出すとか言い出すし」
「『俺たちに明日はない』ってかっ?」
「一緒にすんなよ! 俺、お前とだけは死にたくね~~!」
皆、ダーティーな雰囲気にすっかり飲まれてしまっていた。