Love.Love.Loving!
そんなリン兄はスカウトされて中学生のときからモデルの仕事をしている。
今日も朝早く撮影が入っていたのか、学校から帰ってきてから引き込もったままだったあたしを心配して、だから昴をこんな早くに起こしたんだと思う。
リン兄が心配してたぞって昴が言っていた。
昴には朝早く起こさせてごめんねと心配させてごめんねを。
リン兄にも心配させてごめんねと、直接今は言えないからメールで謝っておいた。
『…よし』
朝ご飯を食べて、顔と歯を洗って、少しの化粧とキャラメルブラウンの髪を綺麗にアイロンでストレートにしたら制服に着替える。
全身が映る鏡の前に立って、リボンかネクタイ。どちらか選べるうちの学校。今日はリボンの気分。
ゆるーく胸元に咲いた赤チェックの可愛いリボン。
赤く腫れた目は顔を洗ったときによく冷やしたから大丈夫。黒目の上で分けた前髪を指で少し整えて。うん。いつものあたしだ。
鞄と携帯を持つと、あたしは自分の部屋を出た。
階段を下りてリビングに居るママ(パパは仕事に行った)に『いってきますっ』告げてから玄関に行くと、そこには昴。