Love.Love.Loving!
頭にキスされて、反射的になにがあっても上げないと誓った真っ赤な顔をものの数十秒で上げてしまったあたし。
上げた、瞬間。
降ってきたのは悩殺ものの可愛すぎる極上の笑顔。〝あはっ〟と共に咲いたそれにぶわわわわ。熱の上がり方は過去最大級。
…ダメだ、死ぬ。希唯君に殺されちゃう。
そう命の危機を感じてしまうほど、それぐらい威力のある命名〝どんな怖い不良でも一ころ☆超キュートスマイル〟。
怖い。怖い怖いやばい。男の子のくせに人を殺せるぐらいの可愛すぎる笑顔を持ってるなんて、やっぱり希唯君危険。
直に〝どんな怖い不(以下略)〟を浴びて、異常なぐらい急上昇したあたしの体温は確実に人間の枠を越えていると思う。
熱すぎて、頭がふらふらしてきた。ちょっと、気分も悪いかも…。ううー…。これも希唯君の所為だぁー…。
異常な高体温と、目に浮かんだ涙で霞む視界。顔を上げたときの勢いなんて、今のあたしには皆無。熱い。熱い、熱い、熱い。
笑顔一つでこんな頭がふらふらしたりとか絶対ありえないよね?異例すぎだよこんなの。
だけどその異例が起こってしまうぐらい、希唯君のあの笑顔は強烈だった。殺傷力ありすぎだ、バカ野郎。…あと可愛すぎだ、バカ。