シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
…何で居るの?

私は立ち上がり、颯太を見つめた。

颯太は一番後ろの席に座り、足を広げ、ふんぞり返った生意気な態度で座る。



「そんな態度では、神様の御加護は受けられないよ」



「また神様かよ。お前は神より人や親友を頼れよ」



「神様を信じない人に、言われたくない!」



私は再び、祭壇の前に座り、指を組ながら目を閉じた。



「神様……颯太はあんな態度しか出来ません。しかし、学業も仕事もちゃんとこなしています。
だからどうか、颯太にも少しでも御加護がありますように。イエス様の名において……アーメン」



私は祈る。

どんなにイライラさせられる颯太でも、怪我がないように。
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