シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
いつも近くに居るのに、デート、手を繋ぐ事も許されない私。

今だけ、楽しませて…?



「あ、今日デートなんだわ。
雪子が“どうしても2人”って言うし……1人で帰れるか?」



―――しかし、許されなかった。

やっぱり、私はゆっこには敵わない。

颯太と食事をする時間を、大切にしなければいけないらしい。

20分という、短い時間を……。



「1人で帰るから大丈夫」



私はハンバーグを箸で切りながら、返事を返した。

少し……拗ねてしまった。

颯太もわかったのか、「ごめんな?」と言う。
< 64 / 193 >

この作品をシェア

pagetop