高熱にベッド<短&番外>
那子にこの声が届いてない事、分かって言葉にした。
どうしても言いたくて、でも那子の負担にはしたくはなくて。
矛盾だらけの俺の心故の出来事。
でも、取り敢えずは那子が大人になるまで。
この希望は内緒にして。
…まぁ大人の線引きなんて分かったもんじゃないんだけど。
その時がきたらきっと伝えるから。
それまで那子を好きでいる自信も、自分の欲望に打ち勝つ自信も、溢れんばかりに漲っているんだ。
申し訳ないけど俺、楽勝だかんね?
それくらい、愛しちゃったんだ、那子の事。
『もっかい風邪、俺にうつしなよ』
眠る那子の唇に、優しくキスをした。
「高熱とベッド」END.
→あとがき(言い訳)