高熱にベッド<短&番外>
『俺の理性崩壊させる気?』
暗い室内に、テレビの光だけが眩しく光る。
横から照らされた永樹さんは、少し怒っているようで。
『俺がどんな思いで我慢してたと思ってるの』
私の顎を持ち上げる。
『俺がどんなにここに、』
永樹さんは私の制服の襟を引っ張って鎖骨をなぞり
『こうやって、』
そしてキスを落とす。
『ここにだって、』
遂に永樹さんの唇は私の唇と重なって、そこで喋るから唇同士が触れ合ってしまう。
『欲望をぶつけたかったか』
かぁ、と全身が熱を帯びるのを感じた。
『俺今最強に欲求不満なんだから覚悟してよね』
そして、唇をペロリと舐め、吸血鬼さながら私の首筋にかぶりと噛み付いた。
「痛っ…!」
私は片目を瞑って痛みに顔を歪ませる。
「…!いやっ…」
鋭い痛みは全身に伝わり、私は体を頻りに動かしてどうにか逃れようとする。
『いい子だから、動いちゃ駄目』
首元の声は甘く、くすぐったくて。
力が入らなくなる。
「やめ……っっ」