高熱にベッド<短&番外>
『よっ坂倉』
「あ…伊勢君もいたんだ」
その男子には伊勢君が交ざっていて。
前の事があるだけに少し気まずさを感じつつも、お互いその事について触れないでいた。
別に合コンではないので、ただ喋るだけ。
そう、最初の方は良かったんだ。
『ねぇ…なんか男子達のテンション高くない…?』
アミちゃんが不振そうな目で男子達を見ながら私に耳打ちする。
…確かに、妙に浮かれている気がする。
『席替えターイム!』
仕舞にはこんな事を言い出して、これじゃあ本当に合コンのようだ。
強引に席替えさせられて、両隣を男子に挟まれてしまう。
他の女子も困り切っている。
…何この状況…!!!
『お前等悪乗りすんなよ…』
まともな男子は伊勢君だけで。
幸い片隣が伊勢君で、少し安心する。
そんな事に気をとられていたら、
『ねぇねぇ坂倉、肌白いねっ』
「ちょ…やめ…」
悪乗りした男子が、直ぐ近くに寄ってきていて。
『いいじゃん、ちょっとくらい触らせてよ〜』
腕を掴まれて、身動きがとれない。
「やだ…!」
『おいお前等いい加減にしろよ』