『庶民♀♂御曹司』


「んっ!
・・・ヤッ!」

結衣のイヤラシイ声だけが部屋に響き、俺はそのままヤッてしまおうかと考えていた。



結衣もあんなに下ネタを言うくせに


反応は男をそそるもので


東堂に昔こんなことされていたのか?


と考えるだけで、背筋がゾッとした。


「好きなんだよ・・・結衣」


俺はとっさにそう言っていた。


「と、とも・・・」


彼女は智哉を呼ぼうとしていた。


「チッ」


俺は舌打ちをして、結衣から離れた。



【光芽Side終】
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