隣の狼にご注意を♥
その声に、思わずビクッと
体が反応する。
「人の過去探索して何してんの?
俺が可哀そうだから、
慰めてあげようってか?」
「ち、ちがっ……」
「余計なお世話なんだよ。
勝手に首突っ込むな」
「……――っ」
言葉が出ない…。
…なんて言えばいい?
そんなんじゃないのにって。
あたしはただっ……ただ……。
川崎くんの助けになりたかったのに……。
「…あ、あたしはっ、
川崎くんを助けたいっ…!!
あたしが…、川崎くんの支えになりたいのっ」
い、言えた……。
あたしが一番言いたかったこと。
…ドンッ!!
「――っ!!」
川崎くんはあたしの顔の
すぐ隣で、壁を強く叩いた。
「それが余計なお世話なんだよ。
わかんないわけ? 頭わるっ」
「…はぁ!!?」