【短編】幼なじみの恋物語
「幼なじみだから、結ばれちゃいけないなんて誰が決めた?」
俺は渚の頬を触った。
「俺、渚と幼なじみで良かったって思ってるよ。そのおかげで、渚のこといっぱい知ることができた」
「春…私も春と幼なじみで良かったって思ってるよ。だって、私しか知らない春をいっぱい見ることできたから」
渚は言った。
「渚……」





「春、私も春が好きだよ。大好きだよ」




俺は渚を抱きしめた。




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