Happy Smile
「はい、あ―ん」



そう言って先輩は口を開いた



「死にたいですか?」

前言撤回、全く見直しません。


「やーだー!!」




「嫌です」




「ちぇっ……じゃあお菓子持って来ないもん!」





………なんですと…?






「私でよければいつでもどこでもさせていただきます。はい、先輩口開けて―」





お菓子には返られないな






「やった♪あ―ん」














パクッ…













「美味しいですか?」







「ん〜……」





パシッ―……















「?!」










なんだか反応が微妙だと思った瞬間、先輩が私の腕を掴んだ





「せんぱ…」





「ココア付いてる」






「へ?」














そう言ったかと思うと先輩が私の指を口にくわえた

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