幸せの音が響く
「ぅっ・・ひっく・・」
図書室を出て俯きながら小走りで廊下を進んだ。
ドンッ――
「痛っ!!」
「あっ、ご、ごめんなさいッ」
下を向いたままぶつかった人に謝りそのまま、また走った。
「幸・・?」
相手が涼子だと気付かずに。
「・・?あ、鷹野。今、幸とすれ違ったんだけど・・何か・・」
『・・・・』
「鷹野?」
『・・俺、高村に好きって・・』
「言ったの!?」
『言ったけど・・・冗談だって、忘れてって・・』
「はッ!?!?何それ!?え、冗談って言ったの!?バカじゃないの!?!?あんた・・幸の傷教えてやったでしょ!?あいつ冗談で告白されて傷付いたんだよ!?
なのに、あんたまでそんな事言ったら・・!!
あいつらと同じ事してんじゃねーよ!!
何してんのッ早く行って!!早くッ!!!!」
南に、持っていた鞄で叩かれやっと正気に戻った。
そして、全力疾走で高村を追いかけた。
図書室を出て俯きながら小走りで廊下を進んだ。
ドンッ――
「痛っ!!」
「あっ、ご、ごめんなさいッ」
下を向いたままぶつかった人に謝りそのまま、また走った。
「幸・・?」
相手が涼子だと気付かずに。
「・・?あ、鷹野。今、幸とすれ違ったんだけど・・何か・・」
『・・・・』
「鷹野?」
『・・俺、高村に好きって・・』
「言ったの!?」
『言ったけど・・・冗談だって、忘れてって・・』
「はッ!?!?何それ!?え、冗談って言ったの!?バカじゃないの!?!?あんた・・幸の傷教えてやったでしょ!?あいつ冗談で告白されて傷付いたんだよ!?
なのに、あんたまでそんな事言ったら・・!!
あいつらと同じ事してんじゃねーよ!!
何してんのッ早く行って!!早くッ!!!!」
南に、持っていた鞄で叩かれやっと正気に戻った。
そして、全力疾走で高村を追いかけた。