光の魔法を君に
「お前が・・・・」
品定めをするように上から下まで見ていく。
「・・・・・」
「・・で?お前が俺に何の用だ?捕まり、俺らに道具として使われに来たのか?」
ジロジロとあたしの真意を探る。
「あたしは・・・・
戦争を止めにきた。こんな戦争を。」
そうだよ。止めにきたの。
「憎しみからは何も生まれない。」
そうでしょう?
「竜樹さん。貴方は戦争に反対してる。味方が・・・仲間が・・・罪もない人が殺されるのが嫌なんでしょう?」
「・・・・・・」
俯きあたしからは表情が見えない。
「けど、戦ってるのは何故?」
何も言わない。
ただ俯きあたしの話を聞いている。