光の魔法を君に

「夢羽!!」

空があたしに呼び掛けるけど・・・



体は動かない。




「・・・バケモノだ・・・」

「金の髪だ!!」

「・・・銀の瞳!?金の髪・・・」

「魔属!?何でこんなとこに・・・」


聴こえてくる声は拒めない。







風に髪がなびく・・・・



「夢羽・・・!」


空があたしに手を伸ばし



腕におさめる。





「大丈夫、大丈夫だから・・・・」


優しく落ち着かせるように話す。



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