光の魔法を君に

「大丈夫。もうすぐだわ。」


安心させるように言ったと思うのだけど、




今のあたしには・・・



恐怖でしかない。




本能が“時を止めて。”と叫んでいる。











あたしの願いは虚しく太陽と月は重なろうとしている。













「あと・・・・30秒くらい・・・」


陽太が冷静に判断してみんなに教えてくれる。




「カウントダウンしよ!!」

愛華が手をあげて楽しそうに言う。



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