ぼくたちの青春

「大谷慶介です…。中学は足山です。運動も勉強もあんましできませんがよろしく」

大谷慶すじぇ…
じゃなくて大谷慶介かぁ…。
持てそうな顔だぜ!!
無口っぽそーだなぁー…
かなり大人っぽ!!

「大谷慶介だって♪」
「なに?ひとみのタイプだっけ？」
「もちぃ～。本堂先生みたいなさわやかも好きだけどね?」
「はゎぁ…。なんかいろいろすごいね。ひとみは…」
「うふっ!!」

続いてあの悪魔の自己紹介の番になった。

「え～。板倉修平です。慶介と一緒の足中で頭わりぃ～けど運動できるんで♪ただいま彼　女なしの募集中です（*^_^*）よろしく～」

けっっっ。
こっちはチャラおか。
ろくなやつじゃねー。

「悪魔君だね～♪」
「けっ。チャラ男にろくなやつはいね～よ。」
「偏見だ～!!!」
「ふんっっっ」

そんなこんなで私たちの入学式は終わった。