AZZURRO
「…どうだ?
この世界での生活には慣れたか?」


クリスの優しい瞳が
雪乃の心にスッと入り込み
緊張を解きほぐす


雪乃はベッドに腰を下ろした

「はい。
クリス様をはじめ…
皆さんには本当に良くしていただいて
とても快適です。」

笑顔で答えた雪乃の頬に
クリスの手が触れる

その温かさに
雪乃の心が震えた

「それは何よりだ。

だが…私が聞きたいのは…
ユキノの心の問題だ。」


「私の…心?」


「ユキノ…お前は何をそんなに悲しんでいる?
何にそんなに絶望している?

ケシャを救った時は
あんなに熱に満ち生き生きしていた瞳が
今は
すぐにでも消えてしまいそうだ…。」



「…。」


クリスの言葉は
雪乃の心を裸にしていく


雪乃はその感覚が怖くて
クリスから離れた
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