差別
 父の種雄は、小野先生としばらく話していたが、突然大声になって先生にわめいていた。
「ですから、悠太君はクラスの級長の次に優秀な子ですから、・・・」
「センセ―そげん言うても、猫の手もほしかとです、悠太の兄ちゃんや姉ちゃんも働きようとです。」
「そげな特別扱いは、できんとです!」

 悠太はその事を、あとで母のハツに聞いた。

 小野先生は、しばらくして3学期を待たずに、他校に教頭として赴任されて行った。悠太の所に来たのは、最後に気がかりな子供達に何かを託したかったのかも知れない。

                「  終わり  」        
< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ほととぎす

総文字数/12,581

その他17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
恋愛白書シナリオ小説 「夏に溺れた女」応橋次
夏に溺れかけた恋

総文字数/40,479

恋愛(その他)75ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
恋愛白書  シナリオ小説    「夏に溺れた恋い」     応橋次郎

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop