たぶん、恋。



「てめぇ・・・名前は・・・・」


今までベッドで寝てた男が私の腕を掴んでた


ニヤリと妖艶に笑って。


「・・・・」


暫しの無言が続いた。


よくよく見てみると、

悪魔は異様な風貌だった


頭に角。

異様なまでに長い八重歯

チョコンと生える尻尾


なんかイメージ通り・・・


「・・・黒崎・・・愛華・・・」


その時だった


光が私の眼を眩ました。


「ククッ・・・ありがとよぉ・・・これで俺とアイカの契約は完了した・・・」


光が治まって眼を開けると


そいつの体の傷は全て塞がっていた


え・・・?なんだよ・・?

意味・・・わかんな・・・


「アイカ...」



ギシッ



「....は...??」



気がつくと私はそいつの下に居た




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