☆ハイローハート
「ヒヒ……」

変な笑い声がベッドの下から聞こえてくる

「で……バカにしてるみたいに言うくせに、MJの占いにいちもくもふたもくも置いてるねん、実は、あこは」

「あっそ」

相槌がめちゃ適当……


「もう……理一が話して」

「……今日の合コンは~、みんなノリがよかったけど、めっちゃかわいい~って子はいなかったな……」

「誰かの電話番号聞いた?」

「一応ね、ま、特に連絡するつもりはねーけど、礼儀として??」

「礼儀ねえ……」

「とよきは電話番号聞かれてたな」

「まあでも、とよきはあこにぞっこんやんか」

「あれ?知ってんだ」

「見てたらわかる」


遮光性のカーテンではないから、傾きかけた月明かりが窓のあたりをぼんやりと照らしていた


「こないだあこが俺の家に来てさァ」

「へえ、めずらし」

「なんか、怒られたっぽい」

「怒られた?なんで?何かしたん?」

「んーー……
ま、いいや」


めっちゃ話途中で会話を打ち切った理一


「気になるやんか、話しかけてんから最後まで話してよ」

「んーー……
さやかの前の男の話とか、持ち出してきて」

「前の男?」

「俺の反応が見たいとかなんとか」

「反応?」


「んーー……
なんか、そっち行っていい?」

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