3人は学校の人気者


鳴海side


屋上にきたはいいけど…。


目の前にいる山炭くんは、笑ってるのに怖くて、なんだか近づきたくない雰囲気がある。


「山炭くん…?」


「ねぇ、海上さんって鈴宮くんのこと好きなんだよね?」


へ?


好き?


「あ…あの…ちが…」


「海上って鈴宮くんの彼女なんだよね?」


そういえば、私瑠衣くんの彼女なんだった…。


「うん…そうだよ…」


こう言うしかない…。


「今、海上さんにいけないことしたら、鈴宮くん怒るよね…」

怒るって…いけないことって…な…なんなの!?


「あ…あの?」


なんか怖いよ…。


だんだん近づいてくる山炭くんに私は恐怖を感じた。


「海上さんに何かあったら鈴宮くんどんな顔するんだろうね?」


私はついに壁に追い詰められて、逃げることもできなくなっていた。


山炭くんの顔がだんだん近づいてくる。


キスッ!!


「い…いやっ…」


私は顔をそむける。


「ダメだよ…、オレから目を放しちゃ」


甘い声で囁かれても怖いだけ…。


「や…山炭…くん!!」


いやっ…いやだよ…。


助けて…!!




バンっ



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