コスミックダスト-戦塵の宮殿
☆:☆・・★*:・・※・★
翌朝。
オレは正門の手前でミドリと会った。
「おはよう」
ミドリが明るく声を掛けて来た。
朝っぱらから爽やかな笑顔だ。
オレは朝が苦手だ。
朝は機嫌が悪い。
昨夜は遅くまで国道を仲間とぶっ飛ばしていた。
走ることがオレのストレス解消だ。
「眠そうだね。さっきからアクビばっかりだよ?」
「いらん世話や」
「それ、口癖?」
「いらん世話」
「どうしてオレのこと、そんなに邪険にするの? オレ、何か悪いことした?」
「いちいちオレに話し掛けるな」
「ねえ、どうして?」
「友達が欲しけりゃほか探せ」
「ちゃんと答えてよ。あんまり冷たくするとオレ、怒るよ」
「怒りたきゃ怒れ」
「怒らせないほうがいいよ」
「怒りたきゃ怒れ」
「怒らせないほうがいいよ」
「勝手にせい」
「怒らせないほうがいいよ」
「・・・・・・・・なんでや!!!!」
「そのうち分かると思うけど」
「ドアホ! もったいぶった言い方すんな!」
「またドアホだ」
翌朝。
オレは正門の手前でミドリと会った。
「おはよう」
ミドリが明るく声を掛けて来た。
朝っぱらから爽やかな笑顔だ。
オレは朝が苦手だ。
朝は機嫌が悪い。
昨夜は遅くまで国道を仲間とぶっ飛ばしていた。
走ることがオレのストレス解消だ。
「眠そうだね。さっきからアクビばっかりだよ?」
「いらん世話や」
「それ、口癖?」
「いらん世話」
「どうしてオレのこと、そんなに邪険にするの? オレ、何か悪いことした?」
「いちいちオレに話し掛けるな」
「ねえ、どうして?」
「友達が欲しけりゃほか探せ」
「ちゃんと答えてよ。あんまり冷たくするとオレ、怒るよ」
「怒りたきゃ怒れ」
「怒らせないほうがいいよ」
「怒りたきゃ怒れ」
「怒らせないほうがいいよ」
「勝手にせい」
「怒らせないほうがいいよ」
「・・・・・・・・なんでや!!!!」
「そのうち分かると思うけど」
「ドアホ! もったいぶった言い方すんな!」
「またドアホだ」