コスミックダスト-戦塵の宮殿
瞬間、巨大な爆発音とともに、部屋のベッドやテーブルが吹き飛んだ。

窓ガラスが飛び散った。

カーテンや絨毯が一瞬にして火を噴いた。

「な! 何がどうなったんですか!!」

オレかて分からん。

だけどこれは事故ではない。

誰かがサムトを故意に殺そうとした。

いや、オレがこの時間に国王の病室を訪れたのはオレの気まぐれだ。

この爆弾は、オレとサムトを狙って、だいぶ前から仕掛けられていたものなのかも知れない。

こんなことをする人間は。

「クソぉ、あのクソ親父!」

オレは再び病室に向かった。
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