愛を知った日。

少ししてこーきに呼ばれた。



「里美?寝たら風邪引くよ?」



私は知らないうちにソファーで寝ていた。



「ん...ごめん、私寝てた?」



「軽くね!はい。これどーぞ」



ガラスのテーブルにパステルピンク色の飲み物がコツンと置かれた。



「これなぁ〜に?」



「ん?さっき言ったイチゴミルク。甘くてお酒っぽくないし、アルコールもそんなキツくないから大丈夫だと思うよ?」



ニコッとしながら私に説明した。



「えっ、だから呑めないって...」



「せっかく作ったから呑んで?ね?」



可愛く甘えたように言われ、せっかく作ってもらったし悪いと思い少しずつ呑んだ。


「甘くておいしい。」



「ならよかった。」



ニコッとしてまたキッチンに戻っていった。
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