‐hide‐ハイド
精神的…。
「あ、少し先生出ていくわね?担任の先生に伝えなきゃいけないし」
「はい、分かりました」
先生が出て行くのを見送って、汐の寝ているベットの近くの椅子に腰を下ろす。
「精神的、か…汐、悩みでもあったの?」
学校生活は楽しんでると思うから、他になにか…?
「ん~分かんないなぁ」
その時、汐が目を覚ました。
「汐!!大丈夫?」
「琳…?」
何が起こったのか分からないという表情を見せる彼女。