風神I
「お前はいちいち考えすぎなんだよ。」
「え?」
「仲間になる条件とかそんなもん誰もわかんねぇよ。」
「でも…」
あたしは風雅から離れようと動こうとするが、風雅はそれを許さない。
あたしを抱き締める腕に力が入る。
「でもじゃねぇ、助け合えるから仲間とは限らねぇ。」
「会ったばかりの奴等を最初から信じろなんて言わねぇ。」
「隠し事だって、お前が言えるようになるまでずっと待ってやる。そんで…」
「いつかお前を心の底から楽しいと思わせてやる。」