明日への光

私は鍵を開けた瞬間、パァーン！クラッカーの鳴る音がした。

ビックリして私は思わず目をつぶった。恐る恐る目を開けて見ると。。。。

父・母「鈴蘭おめでとう！飛風監督が率いる選抜チームに選ばれたんだってね？？」

紫苑「そんな凄い所に行けるなんて、お姉ちゃん凄いね★」

玄関先には父・母・紫苑が片手にクラッカーを持ち私を祝福してくれた。

鈴蘭「えっ？何で知ってるの！？ビックリさせようと思ってたのに。。。」

紫苑「さっき桜木先生から電話があったんだよね～今日飛風監督がお姉ちゃんを選抜チームに誘われたってね★」

鈴蘭「なるほど★驚いたけど嬉しかったよ。みんなありがとう！！」

母「お母さん嬉しくなっちゃって今日は張り切ってご馳走作ったんだよ！だから早く着替えておいで。」

私は靴を脱ぎ階段を急いで駆け上がり部屋のドアを開け、着替えが終わった後みんながいる場所へ向かった。

母「じゃあみんな席について乾杯しましょうか。」

みんなそれぞれ椅子に座り母が飲み物をグラスに注ぎこんだ。

紫苑「お姉ちゃんが夢の一歩に近づいたことを祝って乾杯～」

鈴蘭「ありがとう！凄く嬉しいよ。これからも頑張って練習するから応援してね。」

それから私達は美味しい料理を食べ和気藹々楽しい時間を過ごした。暫くして。。

父「鈴蘭の口から聞いていなかったが勿論チームに参加するつもりだろう？」

鈴蘭「最初は嬉しかったけど考えたらみんなとも会いにくくなるし、どうしようかなぁって思ってさ。。。」

母「なるほどね。鈴蘭が思った通りにすれば良いよ。鈴蘭の将来なわけだしじっくり考えなさい。」

鈴蘭「うん。じゃあ今日は色々あって疲れちゃったからもう寝るね。おやすみ。」

私はみんなと別れ自分の部屋に行き、パジャマに着替えベッドに入り就寝した。