悲恋歌〜hirenka〜悲しい恋の唄。
『あれ〜?』
マクドに着いたアタシたちは、駐車場に見慣れた車がとまっているのに気がついた。
「あれ?拓也の車やん(笑)」
店内に入ると【拓也】は見知らぬ男とまぬけな顔でハンバーガーを頬張っていた。
アタシたちに気が付いたのか口いっぱいにハンバーガーを含んだ【拓也】は、口をモグモグ動かしながら目を丸くしてアタシたちを指差した。
『ほまえら、はにしほん!(笑)』
どうやらお前ら何しとん!と言っているようだ。
アタシたち3人は、【拓也】と【拓也】の連れが座っている席の隣に腰かけた。
『久しぶりやなぁ☆てか、ビックリしてハンバーガー喉につめてまいよったわ(笑)』
【拓也】は笑いながら言う
【拓也】の連れらしき見知らぬ男もジュースを飲みながら笑っていた。