悲恋歌〜hirenka〜悲しい恋の唄。



『あれ〜?』


マクドに着いたアタシたちは、駐車場に見慣れた車がとまっているのに気がついた。


「あれ?拓也の車やん(笑)」

店内に入ると【拓也】は見知らぬ男とまぬけな顔でハンバーガーを頬張っていた。


アタシたちに気が付いたのか口いっぱいにハンバーガーを含んだ【拓也】は、口をモグモグ動かしながら目を丸くしてアタシたちを指差した。


『ほまえら、はにしほん!(笑)』

どうやらお前ら何しとん!と言っているようだ。


アタシたち3人は、【拓也】と【拓也】の連れが座っている席の隣に腰かけた。


『久しぶりやなぁ☆てか、ビックリしてハンバーガー喉につめてまいよったわ(笑)』

【拓也】は笑いながら言う

【拓也】の連れらしき見知らぬ男もジュースを飲みながら笑っていた。



< 25 / 29 >

この作品をシェア

pagetop