私の恋and事件簿♥
丸で私は犯罪者のようだ。

ライトを顔に当てて来て、「警らで終わるかも知れない俺には良い経験!」なんて、千葉さんは笑ってるし。



「切り替えが激しいですね;;」



「そう?織姫にはいつも“煩い”って言われるけどね」



千葉さんは「てへっ!」と、ふざけて顔をくしゃくしゃにして笑う。

私は白けた目を向けた。



「……さ、パトロールかな!;;」



千葉さんは「バイバイ!;;」と、苦笑しながら、取調室を出て行った。

私は携帯で時間を確かめて、“そろそろ戻らないと”と、立ち上がった。

自販機で紅茶を買い、課へ戻る。
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