私の恋and事件簿♥
「生きましょう…」



私は支えながら、塀を跨がせた。



「みんな!ちゃんと受け止めてっ!!」



私はドンッと、女性の背中を押した。



「キャーーーッ!!」



悲鳴を上げながら、毛布へと落ちる2人。

ーーピキピキッ

「苺愛も来い!!」と、北斗の声が聞こえるけど、私は窓に視線が向いてしまった。

…割れる…っ。

消防学校の教材ビデオ、資料映像でしか、見た事のないミミズ。



「苺愛――ッ!!」



私は北斗の今までで一番デカイであろう声にハッとし、飛び降りる体勢を取った。

ーーボンッ

その刹那、私は爆発と共に、下へと落ちた―――……。






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