青りんごの行方*＊

『え、瑞也君･･･?』
あたしは瑞也君が言ったことは冗談だとおもった。でも、あの男瑞也は残酷な言葉を言った。
「さっきの話は嘘に決まってんだろ?お前ってほんとバカだよなぁ～。あ、そういえば、____好きな奴いるんだぜ?」
そんなの、なんでもっと早くに言ってくれないの･･･?意味わかんない･･･そのときは本当に悲しかった。いっぱい泣いた。のに、横にいる、瑞也君はただただ、あたしを見下し笑っていた。その日からあたしは、____君や、瑞也君に近づかないようになった。でも、。あたしの心はまだ、____君を好きだったんだ。それからというもの、あたしはものすごく男遊びが激しくなっていった。
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「･･･い、おーい!!悠!!」
いきなり、雅が大声で呼んだ。
『な、何?!』
いきなりのことだったからあたしはビックリして、相手の顔を勢いよく見た。
「うおっ?!おービックリした～･･･」
いやいや、それはあたしのセリフ･･･っじゃなくて･･･。
『あ、ごめん、えっと･･･?』
雅からの質問をとっくに忘れていた。たしか、急にどうしたのかってことだよね･･･。
「本当に最近おかしいぞ･･･?」
心配そうに眺めてくる雅。
『そ、そうかな･･･?でも、全然大丈夫だよ!!心配させてごめんね･･･。』
ちょっとだけ、シュンっとなってみる。
「ううん、なんかあったら俺に言えよ??何とかするからさ!!」