貴方の恋人になりたいです
「うん、思ったとおりよぉ似合っとる」
満面の笑みを浮かべ、うんうんとひとり満足げだった。
「ありがとう那智にぃ。大切にするね!」
私も満面の笑顔でお礼を言った。
その後那智にぃと別れ、部屋でぼんやりとしていた。
ふと、棚から3年前に彼にもらったオルゴールが目にはいった。
そっと手に取り、蓋を開けると、懐かしいあのメロディーが流れだす。
下の引き出しに、今日もらったネックレスをしまった。
「朔良?」
聞き慣れた声がしたほうを振り向くと摩美が壁にもたれてこちらを見ていた。
