KAGAMI


女の勘って、鋭いのね。

漠然な不安は、確信に。
確信は、絶望に…


どうして…
アタシの想太くんなのに。

想太くんのアタシなのに。


どうして、そんな事するの?



あぁ、やっぱり


アタシは出てった方が良いんじゃない。

優しい想太くんは、そう言えなかっただけで。


「好き」も「此処に居ろ」も



優しい嘘。





それなのに。
アタシは気付きもしないで、浮かれてた。


一人で



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