KAGAMI


アタシの全てが想太くんなんだ、って知ってほしい。

想太くんの言動ひとつで、アタシの心は簡単に揺れるの。


だから、肝に銘じておいて。


「あぁ。」


想太くんは…、少し照れてるみたい。
目だけをこっちに向けて、下を向いたままのその顔を赤くした。

ほんと、可愛いなぁー…



“愛しい”“好き”“大好き”


その感情と言葉と表情で、心が埋め尽くされる。
そう感じた時に、極上の幸せになれるの。


心をちゃんと掴んで離さないのは、想太くんの方だ。


「俺は莉麻んのだ」


ほら…、「好き」よりももっと、嬉しい言葉。

アタシの想太くん。


大好きよ



「莉麻だけの俺で居させてくれる?」


真剣で、赤い顔。
そんな顔して言うから、本気だって伝わる。


また、“好き”が増えた。



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