極上お姫様生活【完】


「仲良いんだね」

肩を見ると、ブーと頬を膨らませた中村君が視界に入る。



あれ、不機嫌?


「まぁ…中学からのお友達ですから」



「ふーん」

中村君が喋ると、肩がむずむずしてくすぐったい。





暫く沈黙が続いた後、いきなり中村君がバッと顔を両手で隠した。



え…!?


覗き込むと、中村君の顔は耳まで真っ赤だった。




「…ごめん、蒼空ちゃん」



「どうして謝るんですか?」

首を傾げて聞くと、指の間からチラッと目を覗かせて、更に顔を赤くした。





「だって僕…あの子に嫉妬してるんだもん」




< 202 / 397 >

この作品をシェア

pagetop