英語と関西弁に恋してる

駐輪場で待っていて


授業が終わってから、私は教室に残って、心優ちゃんと話していた。





「さすが奏美ちゃんだよねぇ!!」

「だから、そんなことないって!」



さっきから、こんな会話ばっかり。










「ますます、西夏先生から気に入られちゃうね♪」


「へ?」






......心優ちゃんの意味深発言。








「西夏先生のお気に入り、奏美ちゃんだよ!」


「な、なんで!?」


「だって、授業中に奏美ちゃんばっかり当てるじゃん」


「いや、それは関係ないよ...」


「関係あるの!

それに...」


「...それに?」
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