君の隣で…
「あはは~お前まじ面白い。ビクビクしすぎ~」

「うるさいよ!怖かったのに観てあげたんだから」

「あんま観てないだろ、でもお前みてたらあんま映画怖くなかった。まじウケたから」



そりゃ耳とか押さえてましたよ?

でも限界があって聞こえてくるし、人間の心理的に怖いのにみようとしちゃうんだから


黙って怒ったふりをしていると


「ごめん、そんな怖い顔すんなって、ほら飯行くぞ」

と言って手を伸ばしてきた










まぁしょうがないから許してやろう




修の大きな手を握り返して駐車場に向かう時さっきの機嫌の悪さがなんでなのか聞いてみた




修はなぜだか教えてくれない






やっぱり私なんかしたんだ






なんだろう





あっお金払わなかったから?
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