君の隣で…
「そんなのないよ~かなぁり昔にってならわからないけどさ。それにあの人もうすぐ結婚するんだよ?凄い可愛い人なんだぁ~」


一瞬沈黙になって


「そーなんだ。うわぁ俺格好悪い、、、」


ボソッと修が呟いた



「あはは~修ってやくんだねー」


私がからかってるとうるせと言いつつもいつもの修に戻ってくれた



「でも、修がやくとは思わなかったな。でもちょっと嬉しかったんだよ?しかもちゃんと自分の気持ち言ってくれたし…私はあんまり自分の思いとか言えないからさ素直に言えるのって凄いと思う」



私もあんな素直になれたらな


いつもいつも我慢してヤキモチ焼いても平気なふりして家で泣いてた

結局それで俺のこと好きじゃないとか遊びで付き合ってるとか思われるんだよね




「お前はさぁ人のことを一番に考えすぎるんだよ。全てのことに対してあーだのこーだの言われると確かにうざいかもしれないけど少しはわがままになってもいんじゃね?」





修の言葉って一つ一つがあったかい







「ん…わかった」
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