Five LOVE☆
〈奈留side〉

ウサギの水を取り替えに行くと言う先輩に付いて行った。

先輩が、蛇口をひねってバケツに水をためる。

これをボトルに入れるのかな?

そう思って手を差し出そうてした刹那…


バシャッ!!

頭から、思いきり水を浴びせられた。

「冷たいっ…」

「ふふ。
いい気味。
雅志さんとベタベタしてるからよ。
新米のくせに!!
見ててムカつくわ。
よくここに入れたわね。
どうせ、教授に媚売ってたんでしょ?」

「なっ…」

「少しは反省することね。」
それだけ言い残して、先輩はいつの間にか水が入ったボトルを持って去っていった。

「ワンっ!」

すると…聞きなれた犬の吠え声が。

「ココア!!」

可愛く鳴きながら、身体をすりよせてくる。

「よーしよし…可愛いね~…」

「ココア!!
ここにいたの…
ってか…奈留!?
ずぶ濡れじゃない!」

「うん…ちょっと…水道場で転んじゃって…」

とっさに嘘をつく。

大学のサークル一緒で、私の過去も全て知ってる菜々枝。
また迷惑はかけたくないから。

「もう…雅志くんにまた心配されちゃうよ?
更衣室に私の服あるから、早く着替えてきちゃいな?」

「自分のあるから…大丈夫だよ?
…ありがとう。」

「なるべく院長室の近くは通らないほうがいいよ。
雅志くんいるから。」

「うん。」

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