Five LOVE☆
真保に相談したら、気がラクになった。
仕事場に戻ると、雅志先輩に迎えられた。


「ただいまですっ」

そぉ言って、仕事に取りかかろうとすると、病院の電話が鳴った。

院長がすかさず電話を取ると、院長がいつになく慌てた表情で言った。


「雅志くん…すまんが…車を出してくれないかね。」

先輩への指示。

受話器からは依然として、加奈先輩の苦しそうなうめき声が。由起子先輩から、加奈先輩が妊娠していることを知る。
陣痛が始まったのかもしれない。
いや…確実にそうだ。


「由起子ちゃん…加奈ちゃんの家…知ってるよね?
案内してっ!」

雅志先輩はそれだけ言って車に飛び乗る。


「院長先生…
加奈先輩に、痛みはどれくらいの間隔なのか聞いてくださいっ!早くっ…!」

10分おきか…

まずいな。


すぐさま…ある場所に電話をかけた。


「あのっ…三咲…朱音の娘ですけどっ…あっ…朱音さんっ…
実はねっ…仕事場の先輩が妊娠しててっ…陣痛が始まったみたいなのっ…」

『痛みは…何分おきにくるの?』

「10分おきっ…」

『それは早く連れてきなさい。早く帝王切開しないと…胎児も母胎も危ないわ。ここの住所…分かるわよね?
職場の近くだし…
運ぶ前に…なるべく落ち着かせて…ゆっくり深呼吸させるのよ!?』


「わかった…ありがとうっお母さん…すぐ連れていく!!」



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