【B】君の魔法



「尊子……
 シャワー浴びるだろう」

「えぇ」

「なら、ごゆっくり……。
 俺も自室で浴びてくるよ。
 後で……」

退室しようとする
彼を思わず呼び止める。

「武流さん……」

彼は、私の方を
ゆっくりと振り向く。


「何?
 一緒に
 入ってくれるのかな?」


悪戯っぽい笑みを浮かべる。


そう切り返されるとは
思わなくて
小さく頷くしか出来なかった。


武流さんによって
脱がされた服を
床に落として
浴室へと入る。



シャワーを浴びて
ゆっくりと浴槽の中へと体を沈めた。

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