【B】君の魔法



そう。

こうやって本音で
恋話に華を
咲かせられるのも
この場所に、
奏音さんがいるから。



勿論、
お酒の力も多少は
あるのかも
知れないけど、
彼の天性のムード作り。



そして巧みな話術。





彼に操られるままに、
心の中に秘めている
思いを一つ一つ、
形にしていく。



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