王子様の溺愛カメラマン
ぶっ壊れた理性
エマの唇は想像以上に柔らかかった。







あれは……やばすぎた。




俺の体を刺激する甘くて優しい女の子の匂い。


俺の腕の中でキスされるがままの華奢なエマ。


やべぇ……可愛すぎる。






きっかけは幼稚な嫉妬。


だけどそこから先は本能だった。





ただエマが欲しい。

むちゃくちゃにしたい。



その気持ちだけで、俺は決壊したダムのように暴走してしまった。


理性という制御は完全に機能を失っていて…


熱く疼く体と爆発しそうな性欲をエマにぶちまけて


あの時の俺はただの獣。




もっと欲しい。

もっとエマを感じさせたい。




エマもまんざらじゃないのか、可愛い声を漏らしていて


それが余計に俺を刺激して狂わせた。




唇をよだれで濡らして俺はひたすらエマを攻めたてた。





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