王子様の溺愛カメラマン
「とりあえず…もう帰ろっか??」


「え?もう?」


「うん。まだ居たい?」



俺の言葉にエマはシュンとした。


ごめんエマ。

俺が不甲斐ないばかりに。


俺だって本当は一晩中でも一緒にいたいよ。












「じゃあ…最後に日向くんと踊りたいな…なんて」




「え?」


「日向くん。私と踊って下さい…」






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