王子様の溺愛カメラマン
だけど―――…







俺はゆっくりと唇を離すとそのままの力なくエマの首筋に顔を埋めた。





「はぁ…は…」


落ち着け自分。

落ち着けよ。



乱れた呼吸を整えて。

欲情した気持ちを無理やり鎮め込む。






このまま溺れていいのか?

流されていいのか、俺は…











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