王子様の溺愛カメラマン
「エマ…あんた重症だね」


「そ、そうかな…?」


でも恋ってこういう事じゃないかな?


「…まぁ、出来るだけ他に趣味でも見付けることだよ。あ―いうタイプは追うと逃げるからさ」



ミキは相変わらず怖いことをいう。




追うと逃げる…




だけど追わなきゃドンドン距離があいちゃいそうな場合はどうしたら良いのかな?






「てか今月はX'masもあるじゃん」


「……!!」


「それを楽しみに、普段あんま会えなくても深く考えないことだよ!」


ミキの励ましに私は頷いた。




そうだよね…

うん、そうしよう!




< 223 / 335 >

この作品をシェア

pagetop