王子様の溺愛カメラマン
「お夕食は6時頃で良いですか?」
「はい、それでお願いします」
女将さんと日向くんのやり取りを見つめながら私はソワソワしていた。
ソワソワしながら突っ立ってる…
「ではごゆっくり」
スルスル…パタン。
女将さんが去っていくと部屋には私と日向くんの二人きりになった。
なんとなくシ―ンとする空気。
ドキドキドキドキドキドキ…
あたしはムダにソワソワしたまま日向くんの出方を待つしか出来ずにいた。
まさかついた早々
そんなことは無いよね…?
だけど…
ドキドキドキドキ…!
――ガタッ
「!!」
日向くんの立てた物音ひとつに飛び跳ねる体。
日向くんは窓を開けていた。
開けられた窓から風が入り、むわんと暑い部屋に清々しい風が吹き抜けた。
「はい、それでお願いします」
女将さんと日向くんのやり取りを見つめながら私はソワソワしていた。
ソワソワしながら突っ立ってる…
「ではごゆっくり」
スルスル…パタン。
女将さんが去っていくと部屋には私と日向くんの二人きりになった。
なんとなくシ―ンとする空気。
ドキドキドキドキドキドキ…
あたしはムダにソワソワしたまま日向くんの出方を待つしか出来ずにいた。
まさかついた早々
そんなことは無いよね…?
だけど…
ドキドキドキドキ…!
――ガタッ
「!!」
日向くんの立てた物音ひとつに飛び跳ねる体。
日向くんは窓を開けていた。
開けられた窓から風が入り、むわんと暑い部屋に清々しい風が吹き抜けた。